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社会福祉士になれたら“勝ち組”なのか【認定医療ソーシャルワーカーが解説】

働き方

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noteメンバーシップを2024年7月から始めました。Keiが日常的に実践するミクロレベルのソーシャルワークで得た失敗経験を共有し、同じような失敗を予防していく狙いがあります。Keiは学者ではないので体験談が中心ですが、必ずみなさんの実践に還元できます。

・社会福祉士になると勝ち組なの?

・勝ち組といわれるくらいだから年収いいの?

・どうすれば勝ち組の社会福祉士になれるの?

社会福祉士になったら勝ち組といわれることもあるようですが「何をもってして社会福祉士が勝ち組であると定義するか」によります。社会福祉士は様々な職場で活躍するため、勝ち組の定義も異なります。

私は5年以上病院の社会福祉士を継続して様々な分野の社会福祉士と連携してきました。その際、リスペクトできる「勝ち組」ならぬ「価値組」とたくさん出会ったことで仕事のモチベーションになっています。

当記事では「勝ち組」ならぬ「価値組」の社会福祉士になるためのノウハウを解説します。この記事を読めば「価値組社会福祉士」になるための時間の使い方が全てわかります。

社会福祉士が「価値組」になるには、ソーシャルワークに関心を持つことが不可欠です。私が出会った中でで「社会福祉士は勝ち組」だとおっしゃる方は決まって楽しそうにソーシャルワークを実践している方ばかりです。

Kei
Kei

私はMSWとして高度急性期病院で働いています。社会福祉士取得後、最速で認定医療ソーシャルワーカー及び救急認定ソーシャルワーカーを取得しました。

「勝ち組」社会福祉士になりたい方の大半は給料に対して不満を感じています。社会福祉士として理想のキャリアを追求したい方は下記の記事を参考にしてください。

≫ 現役6年目の社会福祉士が理想のキャリア形成を伝授!

社会福祉士の将来性は“勝ち組”

社会福祉士が勝ち組かどうかは個人の定義や目標によります。社会福祉士の職業は社会に貢献し、人々の生活を支援する非常に意義のある仕事です。しかし、給料や職業の安定性は地域や雇用機械によって異なります。

この記事では“価値組社会福祉士”をソーシャルワークに深い関心がある社会福祉士と定義して解説していきます。

ソーシャルワークは将来性抜群の学問

ソーシャルワーク専門職のグローバル定義(2014年国際ソーシャルワーカー連盟(IFSW)総会及び国際ソーシャルワーク学校連盟(IASSW)総会において定義を採択。)

ソーシャルワークは、社会変革と社会開発、社会的結束、および人々のエンパワメントと解放を促進する、実践に基づいた専門職であり学問である。

社会正義、人権、集団的責任、および多様性尊重の諸原理は、ソーシャルワークの中核をなす。

ソーシャルワークの理論、社会学科、人文学、および地域・民族固有の知を 基礎として、ソーシャルワークは、生活課題に取り組みウェルビーイングを高めるよう、人々やさまざまな構造に働きかける。 

この定義は、各国および世界の各地で展開してもよい。

日本ソーシャルワーカー連盟(JFSW)より引用

ソーシャルワークという学問を知れたことは人生において大きな財産です。個人やコミュニティの人権を尊重し、不平等や差別に立ち向かう役割を果たします。社会正義を追求し、社会的な変革に貢献することができます。

この学問がが普及することによって、根拠のない理由でインターネット等を通じて誹謗中傷をしたり、様々な物事に挑戦しようとする人を叩くといったようなネガティブな思考が減少します。

Kei
Kei

ソーシャルワークの考え方を理解していれば挑戦する人間を本気で応援できるし、差別や偏見といった概念も払拭できます。

ソーシャルワークについては以下の記事で解説しています。現役社会福祉士である私がわかりやすく解説しています。

≫ ソーシャルワークを現役社会福祉士が徹底解説

社会福祉士の仕事はAIで代替できない

大手企業であるマイナビのサイトで、AI時代でも需要がある資格として社会福祉士が取り上げられています。社会福祉士の仕事がAIに奪われない理由はAIにソーシャルワークはできないためです。

クライエントとの人間関係や個別のニーズを対処することに焦点を当てており、少なく見積もっても以下の支援がAIでは難しいです。

  • 感情的なサポート:励ましや共感など
  • 個別化:個別の状況や背景を考慮しながらの支援など
  • 倫理的な判断:病気の進行が不可逆的な患者さんに対しての延命治療など
  • ラポールの構築:ニーズや問題を共有しやすくなるなど

AIは、社会福祉士の仕事を補完するツールとして活用される可能性が高いですが、感情的な支援や倫理的な判断に関連する側面においては代替不可能です。

Kei
Kei

銀行員や電車運転手がAIに奪われるとされている中でAIに代替されない社会福祉士は勝ち組です!

下記の記事で社会福祉士がAIに代替されない理由を詳しく解説しています。

≫ 社会福祉士がAI に奪われない理由を解説

多様なキャリア機会と需要がある

社会福祉士は様々な分野で活躍できます。老人福祉、児童福祉、障害者支援、精神保健、教育、医療等多くの分野でキャリアを築く機会があります。

これからの社会福祉士は、どの分野においても社会的な変化や問題解決を促進するためのソーシャルアクションを展開することが重要です。

少子高齢化や貧困といった社会的問題や、ジェンダーや性別等に対する不平等に対抗しポジティブな変化をもたらすアプローチが社会から求められます。

日本はこれから少子高齢化問題に真剣に向き合わなければなりません。この問題に対しての専門的な知識を身につけている社会福祉士が負け組であるはずがありません。

社会福祉士の専門性を高めるためには自己研鑽が欠かせません。下記の記事で詳細に解説しています。

≫ ソーシャルワーカーの専門性を高める自己研鑽方法

社会福祉士の給料は“勝ち組”?

社会福祉士の年収は、地域、組織、経験、職種によって異なります。令和2年度社会福祉士就労状況調査実施結果報告書によると、社会福祉士の年収は403万円という結果となっています。

年収403万円が世間的にどの位置にあるのかも併せて解説します。

社会福祉士の収入は平均以下

国税庁が実施した令和4年分民間給与実態統計調査結果についてによると、民間企業の平均年収は458万円でした。このことを踏まえると、社会福祉士の年収は一般企業と比較して低いことが現実です。

年収のみにフォーカスするとやや物足りない印象がありますが、ここまで解説してきたようにAIに代替されない点や、老人福祉をはじめとした多様な分野での活躍が期待できることから食いっぱぐれることは極めて少ない職業です。

≫ 現役社会福祉士6年目が本気で考える今後の需要と将来性

価値が向上しないと全体的な収入は上がらない

社会福祉士はこれまでソーシャルワークの「質」に対して重きを置いて実践してきました。しかし今はインターネットが普及して情報に溢れた時代です。

制度や機関、行政といったフォーマルサービスの説明はAIで十分可能です。むしろ人間よりも正確で、人間であれば「確認します」といって時間を要していた重箱の隅をつつくような質問にも即座に回答が得られる時代です。

これからの社会福祉士の価値はアウトリーチに見出されます。社会福祉士の活動に付加価値をつけて、社会福祉士全体の収入をベースアップさせるような取り組みが必要です。

地域ごとに異なるインフォーマルサービスをAIで情報提供するのは困難であるため、社会福祉士の需要はまだまだ上がります。

≫ 社会福祉士が名称独占資格であるメリット

特に医療ソーシャルワーカーの給料は絶望的

国の動向としては医師の働き方改革が2024年4月から始まります。看護師は日本看護協会を中心に国と粘り強く交渉を重ね、一部の看護師の処遇が改善されました。

日本医療ソーシャルワーカー協会が今年厚生労働省と交渉したのは、処遇の改善ではなく、診療報酬の評価についてでした。MSWは処遇を改善してほしいと発信できる地位ではないことがわかります。

※日本薬剤師会や日本理学療法士会等は処遇改善について既に厚生労働省と交渉しています。

Kei
Kei

医療専門職が働き方改革の真っ只中なのに、ヒエラルキーが明らかに下位のMSWに処遇改善が優先されることはありません。

詳細な内容はnoteで解説していますのでぜひ併せて読んでみてください。

≫ 社会福祉士が28万人以上登録されても普及しない本当の理由

まとめ 価値を上げるカギは「認知度向上」

私はたかだか社会福祉士の一個人に過ぎず、組織では下っ端であるため現実の世界で大きな影響力は期待できません。

しかし、「次世代の社会福祉士のために役立つ情報を発信することはできる」と考えてnoteやブログ発信しています。

“勝ち組”になるためには社会福祉士全体で価値を高めていく必要があります。

今回は「“勝ち組社会福祉士”」について解説しました。“勝ち組”になることも重要ですが、「“勝ち組になるためのソーシャルアクション」ことはさらに重要です。

以下の記事では「ソーシャルアクション」について解説しているのでこちらの記事もぜひ併せて読んでみてください。

≫ ソーシャルアクションを実例を用いて解説

noteでは、医療ソーシャルワーカー(以下MSW)に関する具体的な「調整技術」について詳細に解説しています。

MSWが病院でソーシャルワークを実践するには、ソーシャルワークを実践するための「時間」を確保することが重要です。入院期間という限られた期間内で時間をを作るには個人や組織、地域との「調整技術」を磨く必要があります。

MSWの実践で役立つ交渉術や立ち回り、考え方を解説していますので、ソーシャルワークを展開するための面接や連絡調整における様々な技術を参考にしていただければ幸いです。

≫ MSWのの9割が知らないクレーム前に必ず表出されるワード

 

このたび、Keiが実践するミクロレベルを中心としたソーシャルワークの失敗経験を共有して、各ソーシャルワーカーの実践に落とし込むメンバーシップ(初月無料で月額590円)を開設しました。

≫ ソーシャルワーク部メンバーシップはコチラ

Keiがソーシャルワーク実践の過程で得た学びや、考え方、直面した問題などを一番近くの席で見られるリアルタイム型のメイキングみたいなものです。

認定医療ソーシャルワーカーであり、救急認定ソーシャルワーカーでもあるKeiが、メンバーシップの会員しか読めない記事を1ヶ月に3回以上投稿しており、読み物としてお楽しみいただけます。

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